飾皿と盛皿
直径24cmのお皿。 今日何気なく、お客様から『このお皿は「飾皿」ですか「盛皿」ですか?』と尋ねられました。
商品的な箱書きは『飾皿』
けれど料理を盛ってはいけないのでしょうか???
けっして、そのようなことは無いのですが、注意点があります。
それは、『酢の物』を12時間以上盛っておかないことです。
発色をよくするため絵具の中に鉛を使用しております。
このお皿に酢の物をいれ朝から晩まで一日中、『ドンチャン騒ぎ』をしていれば、上絵具が溶け、含有物の鉛も溶け出します(笑)
そんな宴会に、九谷焼の高価な器が使用されるとは思えません。普通に日本の家庭料理で使用する分には何の問題ないということです。
つまり日本の法律基準が年々厳しくなる中、『盛皿』とは表記しにくいだけです。
また実際問題、このように豪華な加色が施された器は飾っておきたいですよね。
以前お客様から、『皿立てでディスプレイされた商品を購入したのですが、食器として使ってよいのでしょうか?』とお問い合わせを頂いたことがあります。
お客様に分かりやすく伝える方法が無いのかな?
それとも定義する必要があるのかな?
三代為吉 三ツ井詠一 梅に鳥八寸飾皿
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梅は寒い冬を耐え、春一番に咲く花で、縁起が良いとされています。花言葉は「忍耐 忠実 高潔 上品」です。
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