シンガポール展示会
以前であれば、半分観光気分の展示会ということでしたが、グローバル化が進んでいる昨今。本格的に商売として熱い議論が交わされております。
しかしながら熱い議論を交わしているのは食料品部門。私ども伝統工芸が果たしてどのようなビジネスモデルであれば商売として成り立つか? まだまだ手探り状態です。
課題として挙げられるのは、やはり日本への返送。シンガポールと日本では自由貿易協定が結ばれているので関税は掛からないとされておりますが、果たして実際はどうなのか?現地の担当者いわく、手荷物で出入国するしか方法はない模様。そうなると商品量が少ないので、売上も少ないことが予想され経費倒れになってしまいます。
しかしながら様々な熱い議論の中で分かったのは、「日本だけの商売では先細り。どんどん海外に出ていかなければという必然性。」
国際化の社会の中で、明治期に名をはせた「九谷庄三」に思いをはせながら、ビジネスモデルを構築せねば!